弊社の所在する焼津市は、富士山の所在する静岡県の中部にて、水産資源豊かな駿河湾に面し、古くから水産業の基地として発展してきた港町です。現在でも遠洋漁業・水産物加工業の一大拠点となっています。

主にマグロ、カツオの保管に用いられる超低温冷蔵庫の殆どは静岡県に集中しており、その中でも焼津のものが多くを占めております。
その保管物を用いる業者も多数に上り、焼津を日本屈指の水産業の拠点たらしめています。

 

 

左の画像は焼津市水産加工団地

より。冷蔵庫、加工場が密集しています。


焼津の水産業の根幹となる焼津港。
焼津の漁港は、主としてマグロ・カツオが水揚げされる焼津港と、サバ・イワシ中心に沿岸の鮮魚が水揚げされる小川港があります。全国に僅か13しかない、漁業振興のため特に重要な漁港として国より指定された特定第3種漁港の一つであり、日本屈指の水揚げ量を誇ります。

              焼津港

              小川港


焼津港は全国屈指の遠洋漁業の基地です。主に船凍のマグロ・カツオが水揚げされます。これらは鮮度を落とさないよう、船上でブライン(塩水)凍結されています。その他、沿岸の鮮魚も水揚げされます。

焼津魚市場。こちらは主に鮮魚が水揚げされる解凍売場です。

船凍カツオ。一度に百トン以上の水揚げがあります。

沿岸で漁獲された金目鯛。


小川港は旋網や棒受網、定置網漁の漁獲によるサバ・イワシ等の水揚げがされます。焼津のサバは主に塩サバやサバ寿司の原料として京都に運ばれました。その他、カマスや金目鯛などの沿岸の鮮魚も水揚げされます。

小川港売場

水揚げされたサバ

水揚げされたサバやイワシは選別を経てセリにかけられます。