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焼津港小川港水揚げ状況等…

ブログ放置して申し訳ありません…

およそ2か月ぶりになります。表題の通りですが、放置して申し訳ありません…。

何の発信もせずにここまで来てしまいましたが、会社は平常通り営業しております。

近況報告

近況報告といたしましては…まず倉庫については、ありがたいことに荷物を多数お預け頂き、ガラガラだった冷蔵庫も満庫に近い状況になりました。感謝。

他方、販売については難しい状況です。というのも、あらゆる魚、水産商品が値上がりしているからです。

顕著なところでいきますと、当社で取り扱っている銀鮭のフィレ。定番商品ですが、これがこの1-2カ月でk200円以上値上がりしています。1枚単価で治すと200円~220円ほど。甘エビについては昨年末と比較すると倍近い値段になっています。卸値でこれですから恐ろしい。仕入れをするのが恐いという状況です。

この傾向はまだまだ続くでしょう。原油高、円安、水揚げ不足、他国との価格競争…原因ははっきりしていますが、どうしようもない。

 

当社では引き続き一般向けの販売を行っておりますが、値段と在庫については都度お問い合わせを下さい。

6/10焼津港船凍カツオ水揚げ状況

焼津港ではカツオの水揚げが続いています。画像は少し前ですが6.10の旋網です。

この水揚げが特徴的なのはPS凍結もののセリが行われたことです。

PS凍結は、旋網において一般的なブライン凍結より1ランク上のものという扱いですが(そこからさらに1ランク上なのが一本釣りのB-1凍結)、基本的にこちらは相対で全て割り振られ、販売結果が表に出ることはありませんでした。少なくとも私がPSのセリと販売結果を見たのはこれが初めてです。

値段的にはブライン凍結よりもかなり高くなっていますが(1.8上に至っては倍近い)、これは競った結果ということもあるので何とも。

 

いずれにせよ、珍しいものを見られました。

船凍の旋網ものについてはブライン凍結カツオ以外に表立ってセリをすることは従来なかったのですが、今後は変わっていくのかもしれません。

こちらは同日に行われた一本釣り漁獲B-1凍結の販売結果です。

東にしろ南にしろ、やはり浜値はPS凍結よりもさらにお高いですね。

6/9小川港旋網サバ水揚げ状況

一方小川港では目立った水揚げがあまり見られない状況です。

 

時折旋網戦が来てはサバの水揚げがありますが…とにかくサイズが小さい。100gくらいから、大きくても250gあたりというところでしょうか。

左の画像をでもわかりますが、イワシとサイズが変わりません。

 

そんな超小型を数十tも捕っていいのでしょうか…少し気になるところです。

そしてそんな超小型のわりに値段は高いのが当社としては困りもの。きちんと需要があるというのは悪いことではないのですが。