大型シイラ凍結作業風景
ブログの方、長らく放置してしまい申し訳ありません。
1カ月近く更新さぼってしまいましたが、当社も焼津の漁港も普通に動いておりますし、また情報を発信して参ります。
というわけで、今日は当社にて行われたシイラ凍結の光景をレポート。
こちらは京都府舞鶴にて水揚げされたシイラ。小型でも3kg、大きいもので10kg以上はある大型です。
こちらを上の画像のように棚に1本ずつ差し込み、凍結庫に入れます。
左画像のような感じで棚を重ねて、フォークリフトで移動させます。
マグロ等の凍結と同じやり方ですね。
段ボール箱や冷凍用の金属製パンを使うこともありますが、大型だと魚体が曲がったまま凍ってしまうこともあるので、このようなラック式が一番仕上がりがきれいになります。
凍結した出来上がりがこちら。
ラック式の問題点は、凍結上がりの魚が裸のバラで出来上がる…箱や袋に入っていない状態になってしまうということです。
一般に、冷凍の魚は箱や袋に入っているもので、ブロック状でないバラになっている魚を裸で扱うことに慣れている地域は多くありません。なので出荷の際は箱か袋に入れてほしいといわれることもしばしば。
このやり方は裸の魚の扱いに慣れた地域でないと難しいですね。焼津はマグロやカツオを裸のバラで扱うので慣れっこですが。
以上、当社としては久しぶりになる自社での凍結でした。
シイラについては今後の水揚げにも引き続き期待です。