小川港スルメイカ
小川港では例年春先になると大型旋網船が寄港し水揚げを行うようになります。
基本的にはサバやイワシを狙って獲ってくるのですが、混ざりが出てきます。
画像のスルメイカはその一つ。歴史的な大不漁が叫ばれて久しく、もはやこの漁獲量がスタンダードになってしまった感があります。かなりの貴重品です。
スルメイカの色目は鮮度により変化し、透明→黒→白の順で鮮度悪化を示します。それを鑑みれば小川港の旋網のイカは概ね鮮度は良好で生食も可能です。
サイズは多少のバラつきはありますが、だいたい250gをこえる立派なもの。干物にもいい感じです。
ただ数量が少ない…この日は100kgにも届きませんでした。
凍結作業風景
当社ではこの貴重なイカを仕入れて凍結しました。
昔ながらの手作業箱入れ凍結です。
-45℃の凍結庫で急速凍結しましたので処理は問題なし。
後は漁が続いて数量がまとまり、浜値も下がれば言うことがないのですが…。
こればかりは祈るしかありません。