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12/2焼津港、小川港水揚げ状況

12/2焼津港水揚げ状況

すっかりご無沙汰しておりましたが、焼津の水揚げ状況のお知らせをして参ります。気づけばもう12月、気を取り直していきます。

本日は焼津港にて旋網の船凍カツオの販売がございました。先週1週間は水揚げが無かったのでおよそ1週間ぶりですね。

値段は一時期に比べれば上がっている感じです。因みに蔵の事情はほとんど変わっていません。市内では新しい冷蔵庫が1棟、年内完成予定ですが、冷やしこみ(荷物を入れる前に庫内の温度を下げる)にかかる時間を考えると、稼働は来年になりましょう。

 

話変わって鮮魚。今日は久しぶりに鮮魚売り場に魚が並びました。こんな光景は久しぶり。

毎日とは言いませんが、こういう光景をもっと多く見たいものです。

 

この日のメインは伊豆諸島沖で獲れたキハダマグロ。最高評価のものはk2500円の高値がつきました。


最近の小川港水揚げ状況

一方の小川港。今年は全体的にそうですが、漁獲量まとまりません。

一時期静岡県沖で操業していた大型旋網船は八戸に向かい、こちらに戻るのはまだ先。地元のサバ船は漁獲がなかなか奮いません。こちらのサバはどこへ行ってしまったのか…。

そんなわけで、ようやく巡ってきたサバの水揚げに湧く八戸~銚子とは異なり、サバが足りていない状況です。

定置網も操業再開して暫くたちますが、まとまった水揚げがあるとは言い難いです。

 

上段左画像は先日水揚げされた大型のシロアマダイ。お値段なんとk20000円也。つまり画像を合わせると84000円です。凄い。

右はカガミダイの子…らしいです。少し前までまとまって水揚げされたはいいものの、なにせ骨と皮だけなのでどうしたものか悩んでいたのですが…。鰹節の要領で燻してペットフードの増量剤になった模様。

私の頭では考え付きませんでしたが、どの魚にも用途はあるものですね。