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東京出張記・フードディストリビューション2019

フードディストリビューション2019に行ってきました

 

先日、東京ビッグサイト青海展示場で開催された食品物流関係の展示会、フードディストリビューションを見てきました。

 

こちらは、同会場で同時に開催された食品関係の設備の展示会の一つでありまして、中でも食品物流の設備に特化したものです。

当社も冷凍魚の保管という形で食品物流に携わる者として、その効率化に資するような設備には関心を常に持っております。

ブースは様々な最新設備が展示されていました。ラベリングや洗浄の機械、当社でもすでに取り組んでいる太陽光電池なども。

その中でも当社として関心があったのは画像のもの。左はパワーアシストスーツ、右は冷媒たるフロンガスの漏れを検知する機械です。

なお画像は出展企業様の許可を頂いて撮影させて頂いております。

 

パワーアシストスーツについては、様々な種類のものを比較してわかりやすい説明を受け、試着までさせてもらえました。

まずパワーアシストスーツに種類があるというのも初めて知りました。具体的には強制ギブス+コルセットというべきものから機械式・動力式のものまで。動力式のものを試着させてもらいましたが、動作の際に腰と膝を機械の力でぐっと押される感じでした。

いずれにせよ現状ではあくまで腰への負荷を軽減するにとどまるということです(腕への補助は無し)。ハリウッド映画や特撮で登場するような強化スーツにはまだ遠いですね。

当社も場合によっては20、30kg近い荷物を扱うことがあるのでその負担軽減策は必要になります。

 

ガス漏れ検知器は世界最新モデルが展示されていました。こちらはガス漏れの場所まで特定できるというすぐれもの。冷媒の変化にも対応できるとのことです。

当社としては漏れ箇所の特定までは必ずしも必要ではないのですが、これからの時代、ガス漏れへの対策は必須。何とかしたいところです。

設備以外にも、人材派遣業のブースも。

静岡からは清水港利用促進協会様が出展、清水港の有用性をアピールされていました。皆様もコンテナでの輸出入に当たっては清水港の利用をご一考ください。


現場環境の向上に向けて

高齢化・人手不足の世の中ですが、設備によって作業員にかかる負担が軽減できれば、現場環境の維持・向上に繋がります。

そういう意味で、効率アップをもたらす最新の設備の開発はそのような社会にあって当社のような企業の力になりえます。

各企業様の今後の開発にも期待しております。


 

今回の会場は東京ビッグサイトの中でも本体から少し離れた青海の展示会場でした。

左画像のお台場のすぐ近くですね。

 

筆者も東京には10年ほど住んでおりましたが、今でもたまに出てくると人や車の多さ、林立する高層ビルには圧倒されます。

でも、焼津は焼津で慣れてしまえばいいものです。

何かあればこうして東京にもすぐに出られますしね。