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八戸出張記

唐突ですが、先週、青森県は八戸市に出張で行って参りました。というわけで、今回のブログは筆者の八戸出張記になります。


八戸といえばまずは八戸港。スルメイカや旋網のサバにイワシ、タラ(マダラ、スケソウダラ)などがまとまって水揚げされる全国屈指の漁港です。そしてこれらの水産物を扱う加工業者や鮮魚屋、冷蔵庫などが集中しています。

 

といっても4月も終わりのこの時期はあまり目立った水揚げはないのですが、当日はトロール船で鮮魚の水揚げがありました。

画像は水揚げ風景。中央の画像はスケソウダラ。右はエイ。その他にはマダラやアンコウなどが並んでいました。

現地ではエイのことをカスぺともいいます。スーパーにも切身が並んでいて、煮つけにすると美味しい。

 

八戸港は現状3つの売り場から成ります。

まずは第1魚市場、通称「鮫」。この通称は魚のサメではなく地名から来ています。

 

こちらは主に旋網船の水揚げに使われます。基本的に秋から年内いっぱいくらいがシーズンで、太平洋北部海域で漁獲されたサバやイワシ等がまとまって水揚げされます。旋網のイカも水揚げされますが近年はとても少なくなっています。

 

時期を外していたので、私が今回訪れたときは閑散としていました。

次に第2魚市場。以前は第3魚市場でしたが、第2魚市場の取り壊しに伴いその機能を移管しています。

 

比較的最近作られたこともあり、完全閉鎖型の現代的な市場です。

もともとは船凍イカや、遠洋で漁獲された金目鯛等の凍魚が水揚げされる漁港でした。これに加え、取り壊し前の第2魚市場で水揚げがされていたトロール漁獲のイカやタラ等の鮮魚が水揚げされます。トロール以外では釣り船や定置網も。

次に第3魚市場。

旋網の水揚げに使われます。こちらも新しいです。

EUの厳しい衛生基準に対応する完全閉鎖型の構造で、電子入札システム等の最新の設備が導入されていますが、漁船と仲買人双方にとり使い勝手が非常に悪く、ほとんど使用されていません。少なくとも私が知る限りは。

 

あまりにも稼働率が低いため、補助金返還という声も聞かれましたが、その後どうなっているのか…。


そして、これら八戸の海産物を扱う施設の一つに、「八食センター」があります。八戸市の観光スポットの一つ。

施設内には鮮魚を取り扱う店舗が軒を連ねています。それ以外にも塩干物や土産物屋、回転寿司等も。

そして、八食センターでは、現地で買った魚をそのまま食べられる店舗があります。焼くもよし、刺身もよし。

個人的なおすすめはサメ。現地では「サメぬた」といって、生を酢味噌で頂きます。好み分かれるかもですが大好物です。


八戸の代表的な観光スポットといえばこの蕪島神社。ウミネコの群生地として有名です。

海岸にある丘の上に神社が立っていて、なかなかに映える景観です。数年前火災で焼失したのですが、久しぶりに訪れたら再建されていてほっとしました。

こちらの神社は第1魚市場の目と鼻の先。そういうわけで八戸魚市場には水揚げ時にはウミネコが魚のおこぼれ目当てに殺到します。


 

そしてもう一つ、八戸の名物が歓楽街。

JR本八戸駅の近くに歓楽街が構成されているのですが、画像のような細い路地がいくつもあり、そこに小さな呑み屋がひしめいて独特の雰囲気を醸し出しています。

 

 

八戸出張記は以上になります。

次は旋網シーズン中に訪れたいものです。路面凍結が怖いですが。