· 

4/10焼津港&小川港水揚げ状況

 

 

 

今日の焼津は風雨に加えて季節外れの肌寒さ。4月とは思えません。

 

画像は焼津の桜並木です。

4月過ぎてようやく咲いたと思ったのも束の間、今日の雨で散ってしまいました。

今年の開花は遅かったので、心待ちにしていたのですが…。

 

何とも、儚いものです。


画像は本日焼津港にて行われた船凍カツオの販売結果になります。

左が旋網、右が南方一本釣り。

一本釣りの2.5上が値上がりしました。


小川港では旋網でサバ、イワシの水揚げがありました。

2隻で合計180tほど。

本日の魚はサバイワシ双方ともサイズがまちまち。

さらにイワシはマイワシとウルメイワシが混じるのに加えて腹切れも見え(腹が切れているのは、腹の部分が柔くなっている証。つまり鮮度がよろしくないということ)、あまり使い勝手はよくなさそうな感じでした。

サバの値段は概ねk50円程度、イワシはk35円程度でした。


 

 

そして、今日の小川港の旋網に混じっていたのがこのシイラ。

だいたい300kg程度で、サイズは概ね1-3kg。1kg切るような小型もちらほら見えました。

 

以前にも紹介したように旋網にほかの魚が混じることはよくあることですが、この時期の旋網にこれだけの漁が混じるのは珍しい。サイズもこの時期にしては大型といえるかと。

 

先のことはまだ何とも言えませんが、この時期にこの水揚げということからして、今年のシイラの水揚げは期待できるかもしれません。

その場合、処理が問題になりますが。焼津の凍結能力の限界が重くのしかかってきます…。

 

 

そんなわけで、とりあえずシイラ凍結の風景を下段に。

因みに、昨季における当社のシイラ取扱量は約50t程でした。